各種メディアから Apple が独自の検索エンジンを開発中との報道がでました。
「AppleがGoogleに対抗する検索を開発中か、同社検索クローラーの動きが活発に」
https://jp.techcrunch.com/2020/10/29/2020-10-28-onering/
実際に本サイトにも Applebot のクローラが来ており、http://www.apple.com/go/applebot へのリンク情報がありました。
Applebot は、Apple の Web クローラーです。Siri や Spotlight 検索候補などの製品は、Applebot を利用しています。
とのことです。
短期的に、何が良くなるのか?
短期的には、Siri の精度はどんどんあがっていくんでしょうね。
とは言っても、Siri に聞くことは
- 「○○ って何?」
- 「○○ のサイズは?(標高とか面積とか)」
となると、一般的な疑問に答えるような
ただ、たくさんの記事をラーニングさせていくと、そこから発展して
- 「これを聞く人は次はこれに興味を持つ」
ということも分かってくるので、そうなると
- 「○○ あった方が便利です。買っておきますか?」
的な購買行動を提案してくる可能性がある。
そうなってくると、Google と同じように、優先的に出す内容を広告で販売していくことになるのでしょうか。
長期的に、何が良くなるのか?
意味不明な広告がでない、個人情報が守られたブラウザ (Safari?) が出てくるでしょう。
そうなると Google の脅威になりそうですね。
Apple はプライバシーに力を入れている (少なからず、そのように見せている) ので、そのあたりを推してくるのは間違いないでしょう。
ブラウザ市場も、IE → Firefox → Chrome と結構簡単に移っているので、何かのブレークスルーがあるとすぐに置き換わるように思います。
販売している端末 (Mac PC, iPhone, iPad) に Safari はデフォルトで入っているので、もしかすると早く置き換わるかもしれないですね。
今後どういう動きになるのか楽しみですね。